クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
「三木谷社長、何度かうちの玲香とのお見合いの件で秘書が連絡をしてるはずだが?」
「こちらも、その度にお断りしているはずです」社長は三笠の秘書を見る。
頷く秘書。
「その返事に納得が出来ないから、今日わざわざきてやったんだ」
「「「…」」」
三木谷側の三人は、三笠の言葉に呆れをみせる。それを感じているのは、三笠の秘書だけだ。暑くもないのに汗が止まらない。
「うちの玲香に何の不満があるんだ?」
心底わからないといった顔だ。
「三笠社長申し訳ない。お伝えした通り、樹には心に決めた相手がいるんです。私は先日知ったばかりでして」
「三木谷社長は、うちの玲香よりどこの馬の骨かわからないそんな女を認めると?」
三笠のその言葉に樹が言い返すより先に発言したのは藤堂だった。
「三笠社長、お宅の娘のどこに魅力があるのですか?」
「はぁ?秘書の分際でうちの娘を侮辱するつもりか?」
「容姿ばかり気にして、碌に仕事もしない。受付を任せれば苦情ばかりが上がってくる。秘書の分際かも知れませんが、三笠さんの上司でもあります」
直属の上司にハッキリ告げられ、玲香は涙目になる。
「こちらも、その度にお断りしているはずです」社長は三笠の秘書を見る。
頷く秘書。
「その返事に納得が出来ないから、今日わざわざきてやったんだ」
「「「…」」」
三木谷側の三人は、三笠の言葉に呆れをみせる。それを感じているのは、三笠の秘書だけだ。暑くもないのに汗が止まらない。
「うちの玲香に何の不満があるんだ?」
心底わからないといった顔だ。
「三笠社長申し訳ない。お伝えした通り、樹には心に決めた相手がいるんです。私は先日知ったばかりでして」
「三木谷社長は、うちの玲香よりどこの馬の骨かわからないそんな女を認めると?」
三笠のその言葉に樹が言い返すより先に発言したのは藤堂だった。
「三笠社長、お宅の娘のどこに魅力があるのですか?」
「はぁ?秘書の分際でうちの娘を侮辱するつもりか?」
「容姿ばかり気にして、碌に仕事もしない。受付を任せれば苦情ばかりが上がってくる。秘書の分際かも知れませんが、三笠さんの上司でもあります」
直属の上司にハッキリ告げられ、玲香は涙目になる。