あの物語の薔薇のように、花びらが落ちきる事を今日も私は願っている
もさっとした長めの髪。前髪で目の上が1/3くらい隠れている。


もともと坊主レベルで短髪が好きな私は、


絶対なし。タイプじゃないなぁ~…
恋愛対象外!


なんてどうでもいいことを考えていて無言だっただけなのだが...

私が誰だこいつ?と思っていると感じたのか千彩がその男子の横に行き…


「こちら柊(しゅう)!同い年で大学生だよ!私と同じでレストラン!はじめましてだよね?」

とそのメガネ男子を紹介してくれた。


「あ!そうなんだ!はじめまして。カフェの香澄です。」

とりあえず自己紹介をしてペコッと頭を下げる。


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