最後の雫
〜煌side〜

今日が入園式か…

やる気もなくただ制服に袖を通す。

俺より強いやつに会ったことがない。

それに平民だからという理由で暴力を振られるのも飽きた。

だけど親は俺に期待してるみたいで勝手に入園させてきたんだ。

しかたなく学園までの道を歩く。

すると門を通った時今までに感じたことないほどの大きな魔力を感じた!

その方向を見ると真っ白でつやのある髪を揺らして歩く女性がいた。

目は紫で顔立ちも美しい。
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