最後の雫
「私の番だから行ってくるね〜!」

みんなに手を振る。

「「「行ってらっしゃい〜!頑張って!」」」

扉を開けて手をかざす場所の前に立つ。

ワクワクが止まらない!

ワクワクしながら目を閉じ手をかざした。

───瞬間辺りが眩い光に包まれた。

そして女神が目の前に現れた。

「わぁ」

あまりに美しい姿に目を奪われる。

言葉を失っている私に女神は微笑みかけた。

「私はあなたの事をずっと天から見ておりました。」
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