最後の雫
「ならお言葉に甘えて!
聖なる水の神よ。私に力を貸したまえ!
ウォーターボール!」

え、長々と詠唱して低級魔法?

あの自信はどこからきたものだったんだろう。

魔力障壁を立てて攻撃を受ける。

もちろん障壁はヒビどころが揺れもしない。

もういいわ。終わらせよう。

「ウォーターボール」

同じのを返してやった。

敵のボールの大きさの5倍はある。

3人をすぐに包んだ。

「ゴポッ」

「グフッ」

「クルシッ」
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