魔法少女妖怪退治
ユリカの横では、いい妖怪になった枕返しが寄り添っている。
「この妖怪に取り付かれたら、楽しい夢しか見なくなるんだよ!悪夢から守ってくれる訳!!」
「そうなんだ!」
「しかし、あかりちゃんは凄いよ!」
「へっ?」
「だって、悪い妖怪を良い妖怪に変えちゃうんだ!誰にでも出来る事じゃ無いよ……」
くろたんに褒められて、嬉しい。
「それじゃ家に帰るよ!」
「うん!」
✤✤✤
目を覚ますと、部屋のベッドの中に居る。
月明かりに照らされたくろたんがこちらを見ていた。
「くろたん……」
「なに?」
「くろたんは、悪い妖怪じゃないの?」
「ぼ、僕を妖怪扱いしてんのー?」
違うのか。
「ねこが喋るなんて有り得ないから、ちょっと怖かったんだ……」
「今は!?」
「今は怖くない!!」
月明かりに照らされたくろたんがゆっくりと立ち上がり、ベッドに飛び移ってきた。
「今日は一緒に寝てあげる」
「ありがとう……」
くろたんの毛並みはフカフカとして、暖かい。
「この妖怪に取り付かれたら、楽しい夢しか見なくなるんだよ!悪夢から守ってくれる訳!!」
「そうなんだ!」
「しかし、あかりちゃんは凄いよ!」
「へっ?」
「だって、悪い妖怪を良い妖怪に変えちゃうんだ!誰にでも出来る事じゃ無いよ……」
くろたんに褒められて、嬉しい。
「それじゃ家に帰るよ!」
「うん!」
✤✤✤
目を覚ますと、部屋のベッドの中に居る。
月明かりに照らされたくろたんがこちらを見ていた。
「くろたん……」
「なに?」
「くろたんは、悪い妖怪じゃないの?」
「ぼ、僕を妖怪扱いしてんのー?」
違うのか。
「ねこが喋るなんて有り得ないから、ちょっと怖かったんだ……」
「今は!?」
「今は怖くない!!」
月明かりに照らされたくろたんがゆっくりと立ち上がり、ベッドに飛び移ってきた。
「今日は一緒に寝てあげる」
「ありがとう……」
くろたんの毛並みはフカフカとして、暖かい。