魔法少女妖怪退治
髪を切って食べちゃう妖怪を見るのは怖い。
しかし、みなみの髪を取り戻したいが為に教室に向かう。
相変わらず泣いているみなみにはなんにも取り憑いてはいない。
勇気を振り絞り教室を見渡すと、天然パーマが自慢のらんの周りに紫の霧が掛かっている。
夢の中でだと妖怪の周りには紫の霧が掛かっていた。
らんに何かが取り憑いている__
ドキドキしながら目を凝らすと、手がハサミの怖い顔をした鳥人間みたいな妖怪がらんを見ている。
妖怪枕返しは枕を投げてくるだけだったが、この妖怪は何をしてくるのだろうか__
そう考えたら怖くて仕方ないが、みなみの髪を取戻したいし、らんまで髪を食べられる事になったら辛い。
そんな事を考えているうちに、放課後になってしまった。
家に帰って部屋に入ると、窓辺で毛繕いしているくろたんに話し掛ける。
「妖怪髪切りが取り付いてるのは、らんって女の子だったよ……」
「じゃあ、夜に倒しに行こうね」
倒したい!!
でも、手がハサミの化け物なんて私に倒せるのだろうか。
不安になってくる。
「妖怪髪切りって、どんな攻撃してくるのかな?」
念の為だ__
しかし、みなみの髪を取り戻したいが為に教室に向かう。
相変わらず泣いているみなみにはなんにも取り憑いてはいない。
勇気を振り絞り教室を見渡すと、天然パーマが自慢のらんの周りに紫の霧が掛かっている。
夢の中でだと妖怪の周りには紫の霧が掛かっていた。
らんに何かが取り憑いている__
ドキドキしながら目を凝らすと、手がハサミの怖い顔をした鳥人間みたいな妖怪がらんを見ている。
妖怪枕返しは枕を投げてくるだけだったが、この妖怪は何をしてくるのだろうか__
そう考えたら怖くて仕方ないが、みなみの髪を取戻したいし、らんまで髪を食べられる事になったら辛い。
そんな事を考えているうちに、放課後になってしまった。
家に帰って部屋に入ると、窓辺で毛繕いしているくろたんに話し掛ける。
「妖怪髪切りが取り付いてるのは、らんって女の子だったよ……」
「じゃあ、夜に倒しに行こうね」
倒したい!!
でも、手がハサミの化け物なんて私に倒せるのだろうか。
不安になってくる。
「妖怪髪切りって、どんな攻撃してくるのかな?」
念の為だ__