魔法少女妖怪退治
妖怪座敷童子
魔法少女になってから、2週間が過ぎた。
「あかりちゃん……」
涙目でこちらを見ているくろたんは、明らかに具合が悪そうだ。
「くろたん、調子悪い!?大丈夫!?」
「多分風邪だと思うから……。ゆっくりしてとけば治るよ……。魔法少女は1人でも出来るかな?」
ひとりじゃ不安だけど、体調の悪いくろたんに負担をかける事は出来ない__
「大丈夫だよ!」
「じゃあ、頑張ってね……」
「うん!学校に行って来るね!!ゆっくり寝ててね!!」
それだけ言い残し学校に向かい、教室に入ると人だかりが出来ている。
何事かと思って見てみると、その輪の中心に居るのはあやかだ。
あやかはストレートのロングヘアーが素敵な、日本人形みたいな女の子。
足をギブスで固定され、松葉杖をついている。
「あやか!足どうしたの!?」
「階段から落ちて……、骨折しちゃったの……。なんか、最近ついてないんだよね……」
「そうなの?」
「なんか、悪い事だけ起こるって感じかなぁ……。料理してたら包丁で指切ったり、何も無い所でコケたり……。本当についてないんだよね……」
前なら運が無いで終わっていた。
「あかりちゃん……」
涙目でこちらを見ているくろたんは、明らかに具合が悪そうだ。
「くろたん、調子悪い!?大丈夫!?」
「多分風邪だと思うから……。ゆっくりしてとけば治るよ……。魔法少女は1人でも出来るかな?」
ひとりじゃ不安だけど、体調の悪いくろたんに負担をかける事は出来ない__
「大丈夫だよ!」
「じゃあ、頑張ってね……」
「うん!学校に行って来るね!!ゆっくり寝ててね!!」
それだけ言い残し学校に向かい、教室に入ると人だかりが出来ている。
何事かと思って見てみると、その輪の中心に居るのはあやかだ。
あやかはストレートのロングヘアーが素敵な、日本人形みたいな女の子。
足をギブスで固定され、松葉杖をついている。
「あやか!足どうしたの!?」
「階段から落ちて……、骨折しちゃったの……。なんか、最近ついてないんだよね……」
「そうなの?」
「なんか、悪い事だけ起こるって感じかなぁ……。料理してたら包丁で指切ったり、何も無い所でコケたり……。本当についてないんだよね……」
前なら運が無いで終わっていた。