魔法少女妖怪退治
「今まで、あやかを守ってくれてありがとう……。これからは私も一緒に守るから……。ちょっと、休んでね……」
座敷童子のつぶらな瞳からは、綺麗な涙があふれた。
この子は今まで恐怖と不安を抱えながら、あやかを守ってくれていたのだろう。
私が助けなきゃ__
座敷童子をベッドの上に座らせると、「ここで、休んでね!」と伝え、疫病神を睨み付けた。
そんな、私を嘲笑うかのように杖を振りかざすと大量の紫のモヤが出て来る。
そのモヤが私の元に向かって来た。
受け止めるかなんてわからない。
ただ皆を守りたい!!その気持ちだけで、ステッキをかざすと翼の部分でモヤを受け止める。
今まで感じた事の無い、重い攻撃に足に力をグッと込めた。
次から次に襲ってくる紫色のモヤ。
「あかりちゃん!そのモヤに当たると悪い事が起こるから、そのまま受け止めて!!」
「うん……。任せて……」
そう言ったモノのいつまでこのモヤを受け止めればいいのだろう__
守ると決めたはずなのに、先の見えない戦いを考えたら不安になってくる。
「くっ……」
10分もすぎた頃には、ステッキを持った手が小刻みに震えていた。
座敷童子のつぶらな瞳からは、綺麗な涙があふれた。
この子は今まで恐怖と不安を抱えながら、あやかを守ってくれていたのだろう。
私が助けなきゃ__
座敷童子をベッドの上に座らせると、「ここで、休んでね!」と伝え、疫病神を睨み付けた。
そんな、私を嘲笑うかのように杖を振りかざすと大量の紫のモヤが出て来る。
そのモヤが私の元に向かって来た。
受け止めるかなんてわからない。
ただ皆を守りたい!!その気持ちだけで、ステッキをかざすと翼の部分でモヤを受け止める。
今まで感じた事の無い、重い攻撃に足に力をグッと込めた。
次から次に襲ってくる紫色のモヤ。
「あかりちゃん!そのモヤに当たると悪い事が起こるから、そのまま受け止めて!!」
「うん……。任せて……」
そう言ったモノのいつまでこのモヤを受け止めればいいのだろう__
守ると決めたはずなのに、先の見えない戦いを考えたら不安になってくる。
「くっ……」
10分もすぎた頃には、ステッキを持った手が小刻みに震えていた。