魔法少女妖怪退治
「あかりちゃん!良く、気付いたね!そうだよ!悪い妖怪にはモヤがかかっているんだ!!良い妖怪の周りにはそれが無い訳!!」
「じゃあ、モヤが掛かってない場合は妖怪に取り憑かれてないって、事!?」
安心したのもつかの間に、くろたんが険しい表情を見せる。
咳払いをすると、口を開いた。
「そうとは限らないんだ!!」
「へっ?」
「例えば、人に取り憑く妖怪だけじゃないよ!この前の疫病神みたいに家に取り憑くパターンも有る。家に取り憑くと言えば、座敷童子もそうなんだけどね……」
そのパターンも有るなら、ユウキの家を見るまでは安心出来ない。
「ありがとう……」
「ん?どうかしたの?」
「クラスの男の子が血だらけのお地蔵さんを見たらしいんだ!その子を見たら何も無さそうだったんだけど、気になっちゃって!」
くろたんがうんうんと頷く。
「そうだね!あかりちゃんはこう見えて感が鋭いから、その男の子には注意していた方が良いかもね!」
「うん!だから、夜にその子の家に行くの付き合って欲しいの!!」
そう言った瞬間、真剣な顔をしたくろたんの口から出た言葉はとんでもないものだった。
「じゃあ、モヤが掛かってない場合は妖怪に取り憑かれてないって、事!?」
安心したのもつかの間に、くろたんが険しい表情を見せる。
咳払いをすると、口を開いた。
「そうとは限らないんだ!!」
「へっ?」
「例えば、人に取り憑く妖怪だけじゃないよ!この前の疫病神みたいに家に取り憑くパターンも有る。家に取り憑くと言えば、座敷童子もそうなんだけどね……」
そのパターンも有るなら、ユウキの家を見るまでは安心出来ない。
「ありがとう……」
「ん?どうかしたの?」
「クラスの男の子が血だらけのお地蔵さんを見たらしいんだ!その子を見たら何も無さそうだったんだけど、気になっちゃって!」
くろたんがうんうんと頷く。
「そうだね!あかりちゃんはこう見えて感が鋭いから、その男の子には注意していた方が良いかもね!」
「うん!だから、夜にその子の家に行くの付き合って欲しいの!!」
そう言った瞬間、真剣な顔をしたくろたんの口から出た言葉はとんでもないものだった。