カウントダウン
今日は学校が休みなので、私が夕食を作る約束を母とした。
私は案外、料理には自信がある。
中学三年生にしてはきっとかなり上のレベルだ。
今日の夕食はカレーを作ると決めていたけど、そのカレーを雄太にも食べさせたいと私は思った。
私はそんなことを思いつくと、雄太を待つ間の暇な時間に料理を作り始めるためにゆっくりと立ち上がって部屋から出ると、キッチンへと歩いていった。
そして私は冷蔵庫から野菜を取り出し、鍋に火をかけ雄太の顔を思い浮かべていた。
私の料理を雄太に食べさせるのは初めてだ。
きっと雄太は私を見直して、私をほめてくれるに違いない。
私は料理を作りながら、雄太がよろこぶ姿を想像してみた。
雄太がよろこべば、私も一緒にうれしくなる。
もう憂鬱なことを考えるのは止めよう。
忍の呪いなんてあるはずない。
私が貴史や美保子みたいに死ぬはずなんてないんだから……。
私は案外、料理には自信がある。
中学三年生にしてはきっとかなり上のレベルだ。
今日の夕食はカレーを作ると決めていたけど、そのカレーを雄太にも食べさせたいと私は思った。
私はそんなことを思いつくと、雄太を待つ間の暇な時間に料理を作り始めるためにゆっくりと立ち上がって部屋から出ると、キッチンへと歩いていった。
そして私は冷蔵庫から野菜を取り出し、鍋に火をかけ雄太の顔を思い浮かべていた。
私の料理を雄太に食べさせるのは初めてだ。
きっと雄太は私を見直して、私をほめてくれるに違いない。
私は料理を作りながら、雄太がよろこぶ姿を想像してみた。
雄太がよろこべば、私も一緒にうれしくなる。
もう憂鬱なことを考えるのは止めよう。
忍の呪いなんてあるはずない。
私が貴史や美保子みたいに死ぬはずなんてないんだから……。