カウントダウン
『復讐日記』第九章
【6月4日】

今日は日曜日なので、大嫌いなクラスメイトに会うこともなく、いつもより心穏やかに過ごせた気がする。


私は学校に行こうとすると何故だか急にお腹が痛くなる。


そして、不安な気持ちの中で、仕方なく学校に行く準備を始めるのだ。


こんな毎日が中学卒業の日まで続くのかと思うと死にたくなる。


中学を卒業した後、高校にも進学しない私の将来のことを考えても、不安になって死にたくなる。


きっと私は何も考えずに、友達のクリエイターさんの小説を読んでいるときだけが幸せなんだ。


私の大切な居場所が小説投稿サイトの中にはあるから。


現実世界ではみじめな思いばかりしているこんな私でも、受け入れてくれる友達がそこにはいるから。
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