カウントダウン
【梅田大翔side③】
カーテンの隙間から陽の光が差し込み、オレはベッドの中でゆっくりと目を開けた。
昨日の夜は不安の中で、オレはろくに寝れなかった。
何故なら、今日が忍のカウントダウン最終日、オレの死が宣告されている日だからだ。
忍の言葉が本当ならば、今日の夜中の12時までに忍の呪いが発動して、オレは呪い殺されることになる。
オレは今まで呪いや幽霊の類いを信じてこなかったけど、今ではそれらの存在を否定することがオレにはできない。
オレは何度も忍の幽霊を見ているし、オレのクラスの生徒が次々と死んでいっているのはきっと忍の呪いのせいだ。
宮国中学三年二組の教室には忍の怨念が消えずに残っており、あの教室にいた全員を忍は呪い殺そうとしているに違いない。
だけど、忍を助けなかったという理由で呪われているオレは、その理由を理不尽だと思っている
オレはいじめに加担した生徒ではなく、あのクラスを担任する教師だ。
そんな立場のオレが、死んだ生徒に呪われているなんて……。
カーテンの隙間から陽の光が差し込み、オレはベッドの中でゆっくりと目を開けた。
昨日の夜は不安の中で、オレはろくに寝れなかった。
何故なら、今日が忍のカウントダウン最終日、オレの死が宣告されている日だからだ。
忍の言葉が本当ならば、今日の夜中の12時までに忍の呪いが発動して、オレは呪い殺されることになる。
オレは今まで呪いや幽霊の類いを信じてこなかったけど、今ではそれらの存在を否定することがオレにはできない。
オレは何度も忍の幽霊を見ているし、オレのクラスの生徒が次々と死んでいっているのはきっと忍の呪いのせいだ。
宮国中学三年二組の教室には忍の怨念が消えずに残っており、あの教室にいた全員を忍は呪い殺そうとしているに違いない。
だけど、忍を助けなかったという理由で呪われているオレは、その理由を理不尽だと思っている
オレはいじめに加担した生徒ではなく、あのクラスを担任する教師だ。
そんな立場のオレが、死んだ生徒に呪われているなんて……。