カウントダウン
「さっき、死んだはずの忍からラインが来たの。

雄一君と付き合っていることが許せない。

お前なんて、顔がぐちゃぐちゃになって死ねばいいって。

雄一君、私、怖いよ。

次に呪われるのは私かもしれない……」


「忍からのライン?

何だよ、それ……。

誰かのイタズラじゃないのか?」


「私だってイタズラだって思いたいよ。

でも、こんな悪質なイタズラをする人なんて誰もいないよ。

私、いつの間にか忍に憎まれていたの。

きっと私と雄一君が付き合っているから……」


「何でだよ?

何でオレと付き合っていると忍に呪われなくちゃいけないんだよ!」


雄一のその疑問に対する答えがすぐに私の頭に思い浮かんだ。


そして私はそのことを雄一に話していた。


「忍はきっと雄一君が好きだったんだよ。

だから忍は雄一君と付き合っている私が許せないの。

忍は呪いの力で、私を殺そうとしているの……」
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