カウントダウン
「私は幸せなお前が大嫌い。
お前なんて死ねばいいって、ずっとずっと思っていた」
私はその言葉を聞いた瞬間、ドキリとして息をのんだ。
背後から聞こえてきたのは忍の声だ。
でも、私はその声に振り返ってはいけない気がしていた。
私が忍の存在に気づいたとき、私は忍に殺されるかもしれないから。
私はその場から一歩も動けないまま、背後にいるかもしれない忍に意識を集中させていた。
「私はお前に呪いをかける。
芦田梨花、お前は三日以内に必ず死ぬ。
カウントダウンは止まらない」
(ウソでしょ……。
私……、呪いをかけられた……)
私は忍の言葉がウソであって欲しいと思った。
ついに呪いの連鎖が私にまで回ってきたのだろうか?
だとしたら、私は死ぬの?
嫌だ……、死にたくない。
私は呪いなんかで死にたくない……。
私は心から強くそう思い、恐怖に怯えながらもゆっくりと後ろを振り向いた。
するとそこには血まみれのセーラー服を着た忍が私をにらんで立っていた。
お前なんて死ねばいいって、ずっとずっと思っていた」
私はその言葉を聞いた瞬間、ドキリとして息をのんだ。
背後から聞こえてきたのは忍の声だ。
でも、私はその声に振り返ってはいけない気がしていた。
私が忍の存在に気づいたとき、私は忍に殺されるかもしれないから。
私はその場から一歩も動けないまま、背後にいるかもしれない忍に意識を集中させていた。
「私はお前に呪いをかける。
芦田梨花、お前は三日以内に必ず死ぬ。
カウントダウンは止まらない」
(ウソでしょ……。
私……、呪いをかけられた……)
私は忍の言葉がウソであって欲しいと思った。
ついに呪いの連鎖が私にまで回ってきたのだろうか?
だとしたら、私は死ぬの?
嫌だ……、死にたくない。
私は呪いなんかで死にたくない……。
私は心から強くそう思い、恐怖に怯えながらもゆっくりと後ろを振り向いた。
するとそこには血まみれのセーラー服を着た忍が私をにらんで立っていた。