カウントダウン

その後も柏木愛美は私をバカにし、取り巻きたちはそれを見て笑いながら、一緒になって私のことを罵っていた。


この人たちの悪意ある言葉たちが、私からちっぽけなプライドさえもを奪っていく。


もしもこの人たちの言葉が正しいならば、私はブスでバカで一人ぼっちのゴミみたいな人間だ。


私は弱くて勇気のない人間だから、自分に貼られたそのレッテルを剥がせない。


確かに私はいいとこなしのゴミみたいなダメ人間だ。


だから私はみんなからいじめられる。


そんなこと、私にだってわかっている。