カウントダウン
私が書いた小説を読んでない読者さんもいると思うので、『あなたのカラダを私に下さい』のあらすじをここに書いてみようと思う。


物語の舞台はとある中学校の三年一組の教室。


主人公はみんなからいじめられている冴えない女子中学生の結依だ。


結依はいじめられてつらい毎日を送っている中で、ただ一つのことを願っていた。


それは自分が大好きな男子生徒、雅人と付き合っている志織と自分の体が入れ替わること。


そんな夢のような魔法がいつの日か自分にかかること。


そんな結依の気持ちに気づいた地獄の悪魔が、ある日、結依の家にやってきて、結依に悪魔の契約を持ちかける。


「白石結依、お前の願いを叶える代わりに、お前の魂をオレに売り渡せ。

お前を明日から菊池志織にしてやろう」


いじられっ子の自分が大嫌いだった結依は、地獄の悪魔と契約を結び、菊池志織と入れ替わった。


それは結依にとって奇跡の魔法だった。


いじめられっ子だった自分がクラスの人気者になれたのだから。
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