カウントダウン
雄一はクラスのグループラインに忍の作品のURLを送り、みんなに忍の遺書を見て欲しいと伝えた。
そして私と雄一は忍の作品にコメントを送り、クラスのみんなも忍の作品に次々とコメントを送っていた。
それは初めて忍と三年二組のクラスメイトの心が通い合った瞬間だった。
忍は自分が思っていた形とは違うけど、自分の願いを叶えたのだ。
そしてみんなからのコメントが揃った頃に、忍からのコメントがサイト内に投稿された。
私と雄一は送られてくるはずのないそのコメントをドキドキしながら読んでいた。
【みんな、コメントをくれてありがとう。
私はもうみんなを恨んだり、憎んだりしません。
私はもう誰のことも呪うつもりはありません】
私たちがそのコメントを読んだ数秒後、『復讐日記』という作品がスターノベルスの中から消えていた。
忍はきっと『復讐日記』を削除したのだ。
みんなを苦しめた呪いと共に。
そして私と雄一は忍の作品にコメントを送り、クラスのみんなも忍の作品に次々とコメントを送っていた。
それは初めて忍と三年二組のクラスメイトの心が通い合った瞬間だった。
忍は自分が思っていた形とは違うけど、自分の願いを叶えたのだ。
そしてみんなからのコメントが揃った頃に、忍からのコメントがサイト内に投稿された。
私と雄一は送られてくるはずのないそのコメントをドキドキしながら読んでいた。
【みんな、コメントをくれてありがとう。
私はもうみんなを恨んだり、憎んだりしません。
私はもう誰のことも呪うつもりはありません】
私たちがそのコメントを読んだ数秒後、『復讐日記』という作品がスターノベルスの中から消えていた。
忍はきっと『復讐日記』を削除したのだ。
みんなを苦しめた呪いと共に。