カウントダウン
「フフフッ……、フフフッ……。

ハハハハハハッ!」


オレはその不気味な高笑いにゾクリとして振り返った。


するとそこには額から血を流しながら不気味に笑う忍が立っていて、オレのことを見下ろしていた。


オレはオレにつきまとい、オレを地獄に落とそうとしている忍のせいで、大きく道を踏み外してしまったのだ。


後悔してももう戻れない過去の世界。


オレは忍に人生をめちゃくちゃにされたんだ……。
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