カウントダウン
『復讐日記』第六章
【6月1日】
私は担任の梅田先生が大嫌いだ。
梅田先生はクラス内にいじめがあって、私がいじめに苦しんでいることを知っている。
でも、梅田先生は少しも私を助けてくれない。
梅田先生はクラス内で問題を抱えている私にできるだけ関わらないようにして、私をまるで空気みたいな存在として扱おうとしているのだ。
梅田先生は若くてイケメンで、女子生徒からも人気がある。
そんな梅田先生が、クラスからのけ者にされ、バカにされ、毎日少しずつ自分の居場所を削られている私みたいな人間の気持ちがわかるはずがないのだ。
日の当たる場所にいつもいる人は、日の当たる場所からつま弾きにされて、そこに戻れない人がいることに気づけるのだろうか?
もしも梅田先生が熱心で誠実な教師だったら、いつも日の当たらない場所でさみしさと悲しさを抱えながらうつむいている私に気づいてくれるはずなのに……。
私は担任の梅田先生が大嫌いだ。
梅田先生はクラス内にいじめがあって、私がいじめに苦しんでいることを知っている。
でも、梅田先生は少しも私を助けてくれない。
梅田先生はクラス内で問題を抱えている私にできるだけ関わらないようにして、私をまるで空気みたいな存在として扱おうとしているのだ。
梅田先生は若くてイケメンで、女子生徒からも人気がある。
そんな梅田先生が、クラスからのけ者にされ、バカにされ、毎日少しずつ自分の居場所を削られている私みたいな人間の気持ちがわかるはずがないのだ。
日の当たる場所にいつもいる人は、日の当たる場所からつま弾きにされて、そこに戻れない人がいることに気づけるのだろうか?
もしも梅田先生が熱心で誠実な教師だったら、いつも日の当たらない場所でさみしさと悲しさを抱えながらうつむいている私に気づいてくれるはずなのに……。