カウントダウン
自粛生活の初日、珍しく缶ビールを三本も飲んだオレはテーブルにうつ伏したまま、いつの間にか眠ってしまった。
そしてオレは久しぶりに夢を見た。
オレが担任する三年二組の教室で死んだ杉田忍と会う夢だ。
頭から血を流し、白いセーラー服を血で赤く染めた忍は、まばたきもせずにオレをにらみ、ゆっくりとオレの方へと近づいてきた。
いつもうつむいてばかりで自己主張ができない生徒だったのに、オレに対して敵意をむき出しにして、少しも隠そうとはしていなかった。
そんないつもと様子の違う忍が私を指差し、低く不気味な声でこう言った。
「私はお前を許さない。
お前は私を助けなかった……」
教壇の前に立っていたオレは急に金縛りにあって動けなくなっていた。
オレは殺意すら感じる忍の不気味さに不安を感じ、息が苦しくなっていた。
そしてオレは久しぶりに夢を見た。
オレが担任する三年二組の教室で死んだ杉田忍と会う夢だ。
頭から血を流し、白いセーラー服を血で赤く染めた忍は、まばたきもせずにオレをにらみ、ゆっくりとオレの方へと近づいてきた。
いつもうつむいてばかりで自己主張ができない生徒だったのに、オレに対して敵意をむき出しにして、少しも隠そうとはしていなかった。
そんないつもと様子の違う忍が私を指差し、低く不気味な声でこう言った。
「私はお前を許さない。
お前は私を助けなかった……」
教壇の前に立っていたオレは急に金縛りにあって動けなくなっていた。
オレは殺意すら感じる忍の不気味さに不安を感じ、息が苦しくなっていた。