藍先輩の危険な溺愛レッスン。

お腹がすいたら一緒に海の家でたこ焼きやラーメンを食べた。


それからまた海で水のかけっこしたり泳いだり。


明るい空の下、時間を気にせずにのんびりと遊んでたら、意外に開放的な気分になってきた。


それはここが海で、周りのみんな半裸族だからかもしれない。


だんだん周りの視線なんて気にならなくなってきていた。


濡れて肌にくっつくTシャツの水着が重くて泳ぎにくかったのでふと脱ごうかなって思った。


先輩にそう言ってみたらなぜか猛反対された。どうしたんだろう。


「やっぱり脱ぐの駄目、禁止」


「え？でも私もこの際半裸族になろうかなと思って開放的に。夏の海ですし」


「は？半裸族って何言ってんの？」


先輩は私の早すぎる進化にびっくりしているみたい。


さっきは先輩も脱いでビキニになったらって言ってたような。


「開放的になりすぎだよ。愛菜ちゃん」