藍先輩の危険な溺愛レッスン。

朝あんまり時間が無かったので適当にお団子結びにしてアップにしただけ。


まあ、どんな髪型でも彼は毎朝褒めてくれるんだけど。


「うん、それに夏服凄く似合ってるよ」


「先輩、それさっきから何回も言ってますね」


「だってほんとに可愛いから。けがれを知らない天使みたいで」


「も、いいですってば」


あんまり大袈裟に言われるからさすがに照れくさい。


夏服は白地に紺色の襟と白いリボン、プリーツスカートのセーラー服。


今日初めて着てきて先輩に1番に見てもらったら、可愛い可愛いって絶賛してくれた。


「うん、でももう少しスカートは長くした方がいいかな」


「え、そうですか？」


「白い足が眩しすぎて目に毒だから」


また変なこと言ってる。


先輩って時々おじさんっぽいことを言うんだよね。


「このくらい普通ですよ」