愛しても、いいですか
「…不束者ですが、よろしくお願いします…」
あの日と同じセリフを伝えた。
大石さんが期間限定彼氏になった日、私が言った言葉。
でも今度は期間限定じゃない。
期間限定は、もう卒業だ。
強いて言うなら、無期限彼氏…?
そんな言葉がふと頭をよぎって、何だかおかしくなって、ふふ、と泣き笑いみたいな顔になる。
大石さんも目尻を下げて優しく微笑み、
「はい、よろしくお願いされます」
あの日と同じように戯けて笑って見せたー。
…もう離さないから、覚悟してね?
そう意味深に私の耳元で囁いたと思ったら、大石さんの腕が後頭部に回り、次の瞬間には色気たっぷりの大石さんの顔がゆっくり近づいてきた。
そして唇には柔らかい感触。
後頭部に回された腕に力が入り、触れるだけのキスからだんだん激しくなる。
大石さんの舌が私の口内を縦横無尽に動き回る。
その度に快感が身体を駆け抜け、
「…んっ、…ふっ」
と自分からいやらしい声が漏れる。
あの日と同じセリフを伝えた。
大石さんが期間限定彼氏になった日、私が言った言葉。
でも今度は期間限定じゃない。
期間限定は、もう卒業だ。
強いて言うなら、無期限彼氏…?
そんな言葉がふと頭をよぎって、何だかおかしくなって、ふふ、と泣き笑いみたいな顔になる。
大石さんも目尻を下げて優しく微笑み、
「はい、よろしくお願いされます」
あの日と同じように戯けて笑って見せたー。
…もう離さないから、覚悟してね?
そう意味深に私の耳元で囁いたと思ったら、大石さんの腕が後頭部に回り、次の瞬間には色気たっぷりの大石さんの顔がゆっくり近づいてきた。
そして唇には柔らかい感触。
後頭部に回された腕に力が入り、触れるだけのキスからだんだん激しくなる。
大石さんの舌が私の口内を縦横無尽に動き回る。
その度に快感が身体を駆け抜け、
「…んっ、…ふっ」
と自分からいやらしい声が漏れる。