愛しても、いいですか
「慎太郎くんがお節介焼きたくなる気持ち、すごくよく分かるよ…」
遠い目をする由紀に、
「…そうだよ!何で由紀、慎太郎と知り合いなの⁉︎」
と1番気になっていたことを聞いた。
「…慎太郎くんと一緒にいた女の子ね、私が大学の時仲良かった友達で志保って言うんだけど、ODホールディングスに勤めてて何と慎太郎くんの同期だったの」
由紀の友達と慎太郎が同期…
世間は何て狭いんだろう。
「で、半年くらい前に沙耶香と志保と3人で飲んだの覚えてない?」
そう言われて記憶を手繰り寄せる。
そう言えば半年くらい前、由紀と仕事終わりに居酒屋に行った時、途中で由紀の友達から連絡が来たことがあった。
それで呼んでもいい?となって、現れたのが…志保ちゃんだった…!
あの時はショートカットだったから、全然気づかなかった…
「慎太郎くんと志保は仲が良くて、沙耶香と再会してから慎太郎くんが志保に沙耶香のこと相談してたらしくてね。それで志保が沙耶香ちゃんってひょっとして由紀の友達の沙耶香ちゃんのことじゃない?って連絡くれて」
遠い目をする由紀に、
「…そうだよ!何で由紀、慎太郎と知り合いなの⁉︎」
と1番気になっていたことを聞いた。
「…慎太郎くんと一緒にいた女の子ね、私が大学の時仲良かった友達で志保って言うんだけど、ODホールディングスに勤めてて何と慎太郎くんの同期だったの」
由紀の友達と慎太郎が同期…
世間は何て狭いんだろう。
「で、半年くらい前に沙耶香と志保と3人で飲んだの覚えてない?」
そう言われて記憶を手繰り寄せる。
そう言えば半年くらい前、由紀と仕事終わりに居酒屋に行った時、途中で由紀の友達から連絡が来たことがあった。
それで呼んでもいい?となって、現れたのが…志保ちゃんだった…!
あの時はショートカットだったから、全然気づかなかった…
「慎太郎くんと志保は仲が良くて、沙耶香と再会してから慎太郎くんが志保に沙耶香のこと相談してたらしくてね。それで志保が沙耶香ちゃんってひょっとして由紀の友達の沙耶香ちゃんのことじゃない?って連絡くれて」