愛しても、いいですか
アイスと婚約者
その日の業務終了5分前、大石さんからLINEが来た。
『今日は沙耶香ちゃんと一緒に帰れそうなんだけど、どうかな?』
そのLINEに顔が綻ぶ。
『はい!私も定時で上がれます!』
そう返すとすぐに、
『じゃあ、地下駐車場で待ってる』
と返信が来た。
退社時刻ぴったりにオフィスを飛び出し急いで地下駐車場に向かう。
エレベーターを降りるとそこにはすでに大石さんがいて、
「沙耶香ちゃん」
私の大好きな笑顔で微笑む。
まだ社内なので抱きつきたい衝動を抑えて笑顔を返す。
「帰ろう?」
「はい!」
ーそうして私たちは一緒に大石さんの家まで帰ったー。
ーーーー
ーー
玄関を開けると懐かしい匂い。大石さんの匂い。
またここに帰って来れる日が来るなんて、思わなかったな。
「…ただいま」
そう呟くと大石さんが隣でふ、と微笑んで、
「お帰り」
そう答えてくれる。
それが嬉しくて愛おしくて、思わず大石さんに抱きついた。
『今日は沙耶香ちゃんと一緒に帰れそうなんだけど、どうかな?』
そのLINEに顔が綻ぶ。
『はい!私も定時で上がれます!』
そう返すとすぐに、
『じゃあ、地下駐車場で待ってる』
と返信が来た。
退社時刻ぴったりにオフィスを飛び出し急いで地下駐車場に向かう。
エレベーターを降りるとそこにはすでに大石さんがいて、
「沙耶香ちゃん」
私の大好きな笑顔で微笑む。
まだ社内なので抱きつきたい衝動を抑えて笑顔を返す。
「帰ろう?」
「はい!」
ーそうして私たちは一緒に大石さんの家まで帰ったー。
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玄関を開けると懐かしい匂い。大石さんの匂い。
またここに帰って来れる日が来るなんて、思わなかったな。
「…ただいま」
そう呟くと大石さんが隣でふ、と微笑んで、
「お帰り」
そう答えてくれる。
それが嬉しくて愛おしくて、思わず大石さんに抱きついた。