愛しても、いいですか
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たっぷり愛された後、林さんの作り置きしてくれていたおかずを温めて2人で食べた。
食後に大石さんがいそいそと冷凍庫からアイスを出して来て、
「沙耶香ちゃん、こっち」
とにこにこしながらいつものソファーに座って当たり前のように隣をポンっ、とする姿を見て、またここで一緒にアイスを食べられることに何だか胸がいっぱいになった。
でも大石さんは今日はバニラじゃなくてクッキーアンドクリームで、
「…沙耶香ちゃんがクッキーアンドクリームも美味しいって教えてくれたから」
そうはにかみながら言う大石さんがたまらなく愛おしい。
そうして2人で他愛のない話をしながら並んでアイスを食べていると、
「…来年の3月に弟の結婚式があるんだけど、その式に、良かったら沙耶香ちゃんも俺の婚約者として一緒に出席して欲しい」
急に大石さんにそんなことを言われた。
…婚約者、として…?
「…ダメ、かな?結婚を前提に付き合って欲しいって言ったけど、そんな急に婚約者とか言われたら、困る…?」
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たっぷり愛された後、林さんの作り置きしてくれていたおかずを温めて2人で食べた。
食後に大石さんがいそいそと冷凍庫からアイスを出して来て、
「沙耶香ちゃん、こっち」
とにこにこしながらいつものソファーに座って当たり前のように隣をポンっ、とする姿を見て、またここで一緒にアイスを食べられることに何だか胸がいっぱいになった。
でも大石さんは今日はバニラじゃなくてクッキーアンドクリームで、
「…沙耶香ちゃんがクッキーアンドクリームも美味しいって教えてくれたから」
そうはにかみながら言う大石さんがたまらなく愛おしい。
そうして2人で他愛のない話をしながら並んでアイスを食べていると、
「…来年の3月に弟の結婚式があるんだけど、その式に、良かったら沙耶香ちゃんも俺の婚約者として一緒に出席して欲しい」
急に大石さんにそんなことを言われた。
…婚約者、として…?
「…ダメ、かな?結婚を前提に付き合って欲しいって言ったけど、そんな急に婚約者とか言われたら、困る…?」