愛しても、いいですか
「…うん、彼氏、出来たの。でも本当の彼氏じゃなくて期間限定の彼氏」
「…期間限定の彼氏⁉︎なんじゃそりゃ⁉︎」
由紀が食べていたハンバーグをぶっと吹き出しそうになる。
まあまあ大きい声で言うものだから、一瞬周りの視線を集めた。
しらすと納豆の和風パスタをくるくるフォークに巻きつけながら、驚くのも当然だよな、と思う。
私だってびっくりしたんだから。
事の成り行きを由紀に説明する。もちろん加賀美さんのことは伏せて。
「…はぁぁぁ、そういうこと…」
アイスミルクティーを喉に流し込みながらふむふむ、と頷いている。
「で、その大石さんて何者なの?」
「…隼にぃの大学の同級生で、店の常連さん。私の飲み友達」
「…それはさっき聞いたよー。そうじゃなくて職業とか身元ははっきりしてるのかってこと!」
「…期間限定の彼氏⁉︎なんじゃそりゃ⁉︎」
由紀が食べていたハンバーグをぶっと吹き出しそうになる。
まあまあ大きい声で言うものだから、一瞬周りの視線を集めた。
しらすと納豆の和風パスタをくるくるフォークに巻きつけながら、驚くのも当然だよな、と思う。
私だってびっくりしたんだから。
事の成り行きを由紀に説明する。もちろん加賀美さんのことは伏せて。
「…はぁぁぁ、そういうこと…」
アイスミルクティーを喉に流し込みながらふむふむ、と頷いている。
「で、その大石さんて何者なの?」
「…隼にぃの大学の同級生で、店の常連さん。私の飲み友達」
「…それはさっき聞いたよー。そうじゃなくて職業とか身元ははっきりしてるのかってこと!」