愛しても、いいですか
「林さんにお願いしてご飯もね、ホットドッグとか、ホットサンドとか、映画見ながら食べられるやつ作ってもらっちゃった」
ほんとにこの人は、どこまでも可愛い…
「あ、あと、林さんから沙耶香ちゃんに渡して欲しいってこれ預かった」
A4の茶封筒に入っているそれをこっそり出して見ると、
『坊っちゃんが食欲がない時でもこれだけは食べられるレシピ』
と言うタイトルのノートが入っていた。
土日は料理も担当していたが、決して得意な訳ではなく一人暮らしの時もサボりがちだったため、実は大石さんには内緒で林さんと連絡先を交換していて、平日の仕事終わりに何回か料理を教えてもらっていた。
その時、忙しくて食欲がなくても大石さんが食べられるレシピを教えて欲しいとお願いしていたのだ。
封筒を抱き締めて、ふふ、と思わず笑みが溢れる。
ほんとにこの人は、どこまでも可愛い…
「あ、あと、林さんから沙耶香ちゃんに渡して欲しいってこれ預かった」
A4の茶封筒に入っているそれをこっそり出して見ると、
『坊っちゃんが食欲がない時でもこれだけは食べられるレシピ』
と言うタイトルのノートが入っていた。
土日は料理も担当していたが、決して得意な訳ではなく一人暮らしの時もサボりがちだったため、実は大石さんには内緒で林さんと連絡先を交換していて、平日の仕事終わりに何回か料理を教えてもらっていた。
その時、忙しくて食欲がなくても大石さんが食べられるレシピを教えて欲しいとお願いしていたのだ。
封筒を抱き締めて、ふふ、と思わず笑みが溢れる。