恋愛小説の結末は!?
「ただいま〜」

と、優と陸が帰ってきた。

2人とも、お母さんがいる事に驚いていた。

そして、私たち3人はリビングに集まった。

「母さん?話って?」

優が聞く。

少し苛立っているような感じだった。

まあ、優は受験生だからね。

「あのね、」

お母さんは一息ついて話し出した。

「単刀直入に言うわ。あなた達、当分の間私の親友の家に居てくれる?」

…は?

え?なんで?

だって、今までだってやってこれたじゃん。

お父さんはいなかったけど。

4人で頑張ってきたじゃん。

あ…。お母さん、私じゃ満足出来なかった?

そうなのかな…

私、役にたてなかったのかな…

「なんでー?」

純粋な陸がお母さんに尋ねた。
< 8 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop