好きにさせてみせる
テストが終わり夏休みが近づいてきた。

「暑すぎるー！なんでこの学校は体育館にエアコンがないんだよー！！」

教室にはエアコンがあるが体育館には小さい扇風機しかなく体育の授業中である私たちは死にそうになっていた。

「暑いねー」

「なんでバスケなんだろー。水泳が良かった！」

「私はやだなー」

「ええー。冷たくて気持ちいいじゃん！」

水泳の話をしていると私たちの試合になった。

やはりバスケ部であるかりんちゃんは上手であった。誰も彼女を止められない。

私もかりんちゃんの足を引っ張らないように頑張ったが迷惑をかけまくった。

突然目がぼやぼやしてきた。

私はそのまま意識が飛んでいった。
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