好きにさせてみせる
〜次の日〜

学校に行くとかりんちゃんにとても心配された。ごめんと言い、渡辺くんにもお礼を言おうと彼の席に行った。

「渡辺くん、おはよう」

「お、はよう」

彼は私が突然話しかけたからかびっくりしたような顔をされた。

「昨日は保健室まで運んでくれてありがとう!」

「全然、大丈夫。それより無理するなよ」

「うん!」

「ほんと佐藤って見てて飽きない笑」

「え、なんでだろう。ふつーだけど笑」

「いつも楽しそうだから」

「何それ、なんか私がバカみたいじゃん笑笑」

渡辺くんと話していると先生がきた。

いつの間にか緊張しづに彼と話せるようになっていた。
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