好きにさせてみせる
歩いていると突然、自己紹介が始まった。

「渡辺隼人。誕生日は12月8日。趣味はカメラ、音楽を聴くこと」

「突然どうしたの?」

「俺のこと知ってもらおうと思って、しらないって言っていたから。佐藤のことも教えて」

「えっと、いいよ。好きなものは・・」

話していたらあっという間に家についた。

「家ここだから。送ってくれてありがとう」

「いいよ。ひとつ言っときたいことがある。」

「なに?」

「俺まだひかりのこと諦めてないから」

「え・・」

「俺のこと好きにさせて見せるから」

私は顔がゆでたこのように赤くなってしまった。

渡辺くんはそれだけ言うと帰っていった。

放心状態になりながら私は家に入りお母さんに"ただいま"とだけいい自分の部屋に入り制服のままベッドの上に寝ころんだ。

私はそのまま夜ご飯を食べずに寝てしまった。

夜中、目を覚まし制服のままだと気づきパジャマに着替えまた寝た。
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