クールな副社長はウブな彼女を独占欲全開で奪いたい
可愛い。可愛すぎる。
指輪が入った籠を右腕に持って、小さな歩幅で一生懸命私たちの元へ歩いて来る姿に熱いものが込み上げた。
この感動を分かち合ってほしいと遥人さんを見上げる。
遥人さんは私の視線に気づき、そして私が感極まっているのを理解して口元をほころばせた。
結愛ちゃんが私たちのところまでやって来てお辞儀をした。遥人さんと一緒に屈んで、小さな手から籠を受け取る。
すごく緊張しているのだろう。いつも笑顔を絶やさない結愛ちゃんなのに、顔が強張っている。
遥人さんが手を上げて結愛ちゃんとハイタッチした。これは練習ではなかった演出。
その瞬間、結愛ちゃんに笑顔が戻った。
ふたりのやり取りを見てまた胸が熱くなる。ああ、やっぱり遥人さんが好きだなと思った。
指輪が入った籠を右腕に持って、小さな歩幅で一生懸命私たちの元へ歩いて来る姿に熱いものが込み上げた。
この感動を分かち合ってほしいと遥人さんを見上げる。
遥人さんは私の視線に気づき、そして私が感極まっているのを理解して口元をほころばせた。
結愛ちゃんが私たちのところまでやって来てお辞儀をした。遥人さんと一緒に屈んで、小さな手から籠を受け取る。
すごく緊張しているのだろう。いつも笑顔を絶やさない結愛ちゃんなのに、顔が強張っている。
遥人さんが手を上げて結愛ちゃんとハイタッチした。これは練習ではなかった演出。
その瞬間、結愛ちゃんに笑顔が戻った。
ふたりのやり取りを見てまた胸が熱くなる。ああ、やっぱり遥人さんが好きだなと思った。