白いジャージ3 ~先生とバージンロード~



「直・・・俺、大人に見える?俺も、子供だよ。直の前ではな」



「先生・・・もっと子供になって」




私は、先生の真似をして、両手で先生の顔を挟んでみた。



ひんやりとした耳が気持ちいい。




先生の肩越しに見える観覧車が、キラキラと輝いて色んな色を放っていた。





「じゃあ・・・和人って呼んで」



「和人・・・」




先生は、ニヤッと笑い、私をぎゅっと抱き寄せた。







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