白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
「エッチな気分になっちゃうから、夜以外は『先生』って呼んで。でも、あの時だけは・・・名前で呼んで」
「わかったぁ・・・和人。和人大好き」
なぜだか恥ずかしさが消えて、私は何度も先生を名前で呼んだ。
恥ずかしいと思うよりも、先生に喜んで欲しいという気持ちが強かった。
「そんなに呼ぶと、狼になっちゃうぞ」
「ふふふ・・・じゃあ、家帰ろっか」
先生は、車に向かおうとした私の腕を掴み、強引にキスをした。
「綺麗だね、夜景・・・」
なんだか真剣な表情の先生に無性に照れてしまって、私は視線を夜景に向けた。
「この景色より・・・お前の方が綺麗」
どうやらスイッチを入れてしまったらしい。