白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
★先生目線★
~先生目線~
「先生、最近キャラ変わって来てるよ。もっと大人だと思ってたけど、先生もただの男だってわかって嬉しいよ」
ボーリング場の受付で、たっくんはそんなことを言って俺をからかった。
「ふん。ほっとけ!!」
俺はたっくんの腰にパンチを食らわす。
「直ちゃんの昔好きだった男とか、来るんだろうな。久しぶりの再会で何か起こるかも」
俺はもう一発パンチして、たっくんをにらむ。
「今日の俺は、相当ピリピリしてるから気を付けろ!」
俺とたっくんは一番端のレーンへ向かう。
気になる。
たっくんのせいだ。
『直の昔好きだった男』・・・