白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
「そろそろ迎えに行く?」
「そうだな」
俺達は心配で仕方がなかった。
大事な彼女を守る為・・・
少し早いと思ったが迎えに行くことにした。
たっくんは、俺のことを心配しすぎだと言って笑ったけど、
やっぱり心配していた通りだ。
俺の目に映ったのは、俺が見たことのない直の姿だった。
あんな顔もするんだ、直。
車の窓から・・・遠くにいる直を見つめた。
辛くなってきたからシートを倒して寝転んだ。
苦しくて見ていられねぇよ。