白いジャージ3 ~先生とバージンロード~



「直、優しいから・・・断るのって辛いよね」



「ごめんね。ゆかりありがとー」



私とゆかりはホールの中に戻って、ベンチに腰掛けた。



「そろそろ2人に迎えに来てもらおっか?一緒にそこの喫茶店でお茶しない?」


「うん!!あ・・・でも、先生いるから・・・」


私はゆかりが指差した喫茶店の近くにいた女の子を見てうつむいた。


同じ高校の生徒だった。


私もゆかりも同じクラスになったことはないけど、先生は全クラス教えていたわけだから・・・絶対に顔を知ってるし。


先生かっこいいから目立つもんね。


「そっか・・・先生ってそういえば、高校の教師だったんだよね」


「うん・・・」









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