白いジャージ3 ~先生とバージンロード~




「よぉ!荒木!元気か?」


先生の声が耳に入ってきた。




私は荒木さんに背を向けて、持っていた飲み物を飲む。



ゴクン・・・

胸の奥が苦しい。





そこにいるのは荒木さんじゃなく、私のような気もする。


私・・・

私だったかも知れない。




たまたま運が良く私は先生の彼女になれただけ。




どこかでタイミングがずれていたら・・・

私は荒木さんと同じだった。








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