白いジャージ3 ~先生とバージンロード~


その日、私はカレーを3杯食べた。


仕事が早く終わったからと、先生が会いに来てくれたので、残っていたカレーを食べていた。



「うまい!!お母さんのカレー、最高!」


「直にも作り方教えておくからね」



そうか。

もうこの家でカレーを食べることもなくなるんだ。


もちろん遊びに来ればいつでも食べられるんだけど、この家の娘としてここで御飯を食べるってことはなくなるんだ。




「今日ね・・・実はね・・・」



お母さんがニヤニヤしながら、今日の出来事を話した。



「知らなかった!!直、俺のことずっと見てたのかぁ?」



先生は、すごく嬉しそうだった。


そういえば、何か視線を感じたような気もするなぁって先生は照れ臭そうに笑っていた。



教師してる先生を見ることができて、私も嬉しかった。


原点だもんね、あの場所。




白いジャージを来て、体育の先生してる先生が、やっぱり大好きだもん。







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