白いジャージ3 ~先生とバージンロード~



あの頃と同じ優しい目をした先生が、バージンロードの先にいる。




目が合った。



照れ臭くて目をそらす。




いつもそうだった。


授業中、先生をじっと見つめていた。


気付いた先生は不思議そうな顔で私を見るんだ。



恥ずかしくて目をそらす。






「矢沢ぁ~!」


先生に名前を呼ばれることが嬉しくて。






「こら!」


先生に頭コツンってされるのが楽しみで。






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