白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
本当に毎日毎日、恋してた。
先生しか見えなかった。
そんな先生が・・・
今、私に手を差し伸べる。
お父さんから先生へ。
お父さんは緊張した顔で少し笑った。
私は先生の手に手を重ねた。
涙が溢れた。
こんな幸せな日が来るなんて。
信じられないよ。
だって・・・
あんなに遠い人だったんだ。
みんなの人気者で、先生はいつも太陽みたいに輝いていた。
先生、夢じゃないよね。