白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
空高く投げたブーケ。
私を見つめる先生。
「やったぁ!!!!」
ブーケを取ったのは、桃子だった。
ブーケを胸に抱いて、飛び上がる桃子。
桃子以外の友達は、みんな彼氏がいた。
たくさんの中で、ブーケが選んだのは桃子だった。
この中で唯一片思いをしている桃子の元へ。
翼先生と、両思いになれるといいね。
私と先生は、走って衣裳部屋へ。
披露宴の衣装に着替える。
ベージュのスーツ姿の先生。
光に当たると、ゴールドに輝く。
胸に刺した真っ赤なバラ。
私は、先生が選んでくれたピンクのドレスに着替える。
私はふわふわの髪型になり、先生はお姫様のようだって言ってくれた。