白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
しんみりしていると、突然大声が聞こえた。
「直!!早く~!!」
ゆかりに手を引かれ、控え室へ。
「これに着替えて!!」
慌てた様子のゆかりは、私の着物を脱がそうとした。
「へ??」
そこに置かれていたのは、懐かしい高校の制服。
「どうしたの?これ・・・」
「直のお母さんから借りたの。いいから早く着替えて」
隣の部屋から声が聞こえる。
「先生、早く着替えて!!」
たっくんも相当焦った声をしていた。
「え~~~!!これ着るのかぁ?」
先生の声も聞こえた。
駐車場まで走って行って、たっくんの車に乗せられた。
後から来た先生は・・・
白いジャージを着ていた。