白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
「で、どこ行くんだ?たっくん!」
運転席のたっくんは、鼻歌を歌いながら車を走らせる。
後ろから先生に頭をツンツンされても、口を割ろうとしないたっくん。
「疲れたでしょ?ふたりとも寝ていいよ」
寝るつもりはなかったのに、過度の緊張のせいか、私と先生は眠ってしまった。
これから向かう先がどこなのかわからない。
でも、大好きな親友が考えてくれた場所。
きっと素敵な場所・・・
あぁ、今日は本当に楽しかった。
最高の時間だった・・・
みんな大好き。
先生大好き・・・
そんなことを考えながら眠った。