白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
その日から私とゆかりは毎日夜に電話をかけて、時々会いに行ったりもした。
依子の結婚式、思い出に残る何か・・・
一生懸命考えた私とゆかりからのプレゼント。
サプライズで、依子のお父さんからの手紙を用意することにした。
お父さんと言っても、本当のお父さんじゃないから血のつながりもない。
いつだったかな。
あの高校2年の時。
依子とお父さんが感動の再会をしたあの雨の日。
あの日私とゆかりは、本当に胸が熱くなった。
お父さんと依子にしかわからない何か特別な感情。
小学校の頃にさよならしちゃったお父さんを今でも大好きな依子の為に・・・
ゆかりが依子のお母さんと連絡を取って、お父さんの居場所を聞いた。
私達が言い出したことから、思わぬ方向に進むことになる。