結果、恋をする。
ブルンブロロロロロ
バイクの音がする。
振り向くと大悟がバイクにまたがっていた。
「えー大悟くん帰るのー?」
「帰る。」
「大悟!!!」
「なに?」
大悟が冷たい目で私を見つめる。
大悟の気持ちはわかってあげれる。
昌悟さんは納得してお別れすることができたけど、大悟は急な別れだったわけだし。
大悟が目線を替え昌悟さんを見る。
「大悟くん大変じゃ!!!!」
「は?」
その瞬間、昌悟さんが私をひょいっと持ち上げバイクに乗せた。
「えぇ?!」
「なんで乗せるんじゃ。」
「ほら見てみぃ!!!!」
昌悟さんが私のおでこを触る。
「大悟くん。いろちゃん高熱や・・・かるく45度はある。」
「・・・・昌悟さん、そんなあったら死ん・・・」
「黙っていろちゃん!!!大悟くん、海にでも寄り道していろちゃんをお家まで送ってあげんさい。」
「・・・は?」
「は?じゃなくて。」
また2人がにらみ合っている。
部活中だったからあたしもハーフパンツとTシャツだけど・・・。
「やっぱ熱あるみたい!大悟送って!!」
「アホかお前。」
「大悟くんはやく!!!!いろちゃんもうすぐ血ぃ吐くかもしらん。」
「・・・・・お前ら・・・。」
大悟が呆れた声でしゃべる。
「これかぶっとれ。」
大悟が自分のヘルメットを私にかぶせる。
「小さかったらごめんな?」
「そんな頭でかくないんですけど!!!!!」
私がワーワー言ってる間に大悟はもう1つのヘルメットをかぶった。
「・・・んじゃお姫様送ってくるけぇ。」
「うん♪遅くならないうちにお家に帰しなよー!」
昌悟さんが私達2人手を振ってあっと言うまに見えなくなった。
大悟がアクセルを回す。
周りの景色がどんどん変わっていく。
「お前落ちるなよ!!!!」
「握っとく!!!!」
私は大悟のお腹に両手をまわした。
「・・・抱きつきたいだけやんけ・・・。」
「ん?!なんて?!」
「なんもない。」
車をビュンビュン抜いて大悟のバイクは走っていく。
もう夏なのに・・・ぶつかってくる風はすごく冷たかった。
バイクの音がする。
振り向くと大悟がバイクにまたがっていた。
「えー大悟くん帰るのー?」
「帰る。」
「大悟!!!」
「なに?」
大悟が冷たい目で私を見つめる。
大悟の気持ちはわかってあげれる。
昌悟さんは納得してお別れすることができたけど、大悟は急な別れだったわけだし。
大悟が目線を替え昌悟さんを見る。
「大悟くん大変じゃ!!!!」
「は?」
その瞬間、昌悟さんが私をひょいっと持ち上げバイクに乗せた。
「えぇ?!」
「なんで乗せるんじゃ。」
「ほら見てみぃ!!!!」
昌悟さんが私のおでこを触る。
「大悟くん。いろちゃん高熱や・・・かるく45度はある。」
「・・・・昌悟さん、そんなあったら死ん・・・」
「黙っていろちゃん!!!大悟くん、海にでも寄り道していろちゃんをお家まで送ってあげんさい。」
「・・・は?」
「は?じゃなくて。」
また2人がにらみ合っている。
部活中だったからあたしもハーフパンツとTシャツだけど・・・。
「やっぱ熱あるみたい!大悟送って!!」
「アホかお前。」
「大悟くんはやく!!!!いろちゃんもうすぐ血ぃ吐くかもしらん。」
「・・・・・お前ら・・・。」
大悟が呆れた声でしゃべる。
「これかぶっとれ。」
大悟が自分のヘルメットを私にかぶせる。
「小さかったらごめんな?」
「そんな頭でかくないんですけど!!!!!」
私がワーワー言ってる間に大悟はもう1つのヘルメットをかぶった。
「・・・んじゃお姫様送ってくるけぇ。」
「うん♪遅くならないうちにお家に帰しなよー!」
昌悟さんが私達2人手を振ってあっと言うまに見えなくなった。
大悟がアクセルを回す。
周りの景色がどんどん変わっていく。
「お前落ちるなよ!!!!」
「握っとく!!!!」
私は大悟のお腹に両手をまわした。
「・・・抱きつきたいだけやんけ・・・。」
「ん?!なんて?!」
「なんもない。」
車をビュンビュン抜いて大悟のバイクは走っていく。
もう夏なのに・・・ぶつかってくる風はすごく冷たかった。