結果、恋をする。
さよなら。
ー次の日ー
昌悟がテレビを見ながら朝食を食べている。
ガチャッ
大悟が部屋から出てくる。大悟の頭はあの日のように真っ暗だ。
「どうしたん大悟くん!!!ファッションリーダー変えたん?!」
「は?」
冷蔵庫まで歩き冷蔵庫を開けミネラルウォーターを手に取る大悟。
「受験生じゃけ・・・?」
「受験生はお前やろ。」
「あ・・・そうじゃな。」
ミネラルウォーターのペットボトルを開け水を飲む。
「・・・・・・・真っ黒だね・・・。」
「真っ黒にしたけの。」
「えー心境の変化謎すぎるんじゃけど・・・。」
昌悟が朝食を再び食べ始める。
「・・・・・・・昌悟」
「・・・・・・?」
「俺・・・今日学校いかんから。」
「いつも行ってる訳じゃないのに・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
大悟がミネラルウォーターの残りを流し込みリビングを出て行く。
昌悟はそれを不思議な顔で見ていた。