肉食系男子に、挟まれて【完結】
今日も疲れたああ。
私は自宅に着くと、布団に倒れ込む。
文化祭が目の前で仕事山積み。クタクタだ。
風呂入って、ビール飲んで寝よう。
でも、もう少し布団に寝転がりたい。
ああ、このまま寝てしまいそうだ。
布団の上でうだうだしてると、カバンの中に入ってる携帯の着信音が鳴った。
私は寝転がったまま、そのカバンに手を伸ばして取り出す。
相手も見ずに通話ボタンを押した。
「はい」
『あ。安西先生ですか』
その声を聞いた瞬間、私はガバっと起き上がると思わず布団の上に正座をする。
それから確認する様に尋ねた。
「えーっと、久住君?」
『……クスクス。はい、そうですよ。
名前見てなかったんですか?』
「あ、はは」
だって、まさか電話かかってくると思わないし。
私の携帯に電話して来るのって学校か、親だし。
友達は大体メール。